> HOME > 身の程を知れ

身の程を知れ

2013年12月22日

とても素晴らしい作品を生み出している作家さん(クリエーター)と、
ご縁ができて半年以上過ぎました。

残念ながらSLではなくRLの方です。

美しいお姿をされています。
その手から生み出される作品は唯一無二の繊細なものです。
もちろん一点ものなので売買はとんでもなく高額です。

言葉紡ぎもお人柄を忍ばせるように真摯で丁寧で、
最高級の真綿にふれたような、そんな錯覚に陥ります。
作品にも人柄にも惚れ込みました。

SLも美術品になると、とんでもなく高額なものがあります。
それらの中には、
「まったくこの金額設定狂ってるわ!」といいたくなるようなモノもありますが。

こればかりは価値観の相違でしょうね。

けれど。美しい作品にはそれに見合った対価があると思うのです。

また、作品も人を選ぶということもあります。

高望みしても豚に真珠、猫に小判。そんな場合が多いです。

RLの話に戻りますが、
その方の新しい作品を拝見しました。
完璧。凛とした繊細さ。息をのむ美しさ。
これが人の手によって生み出されたものなのかと、
泣きたくなるくらいの圧倒的存在感。

大いに無理をしたら、私でも手に入れることは出来ます。
(借金まみれになりますけど)

けれどこの美しい作品は、やはり相応の美しい人の手に渡らなければならない。
そう思いました。
身の程を知れ。
そういう事です。

何事にも分不相応というものがあります。
本当にふさわしいものは、
それに見合った人のところへ縁があるのです。

ただ、
こういう美しい作品を手に入れて、
それから自分磨きをして内面の美しさを引き上げることができます。
目標を持つというものです。

街中を歩く時、または電車内で、
ブランドに「乗っ取られた」人をみかけます。
服に「着られている」状態。
あるいは「似合っていない」状態。
そういう生き方はしたくないですね。
ブランド賞賛ではありませんが、
これも身の程知らずの結果の悲しい現実です。

自分自身にふさわしいものを身につける。
または身につけたものよりも圧倒的な存在感を持つ生き方をする。

例えるなら、
キュービックジルコニアを身につけていても、
「素敵なダイヤですね」
と言われるまでになること。
そんな感じです。

美しい作品が今夜誰かの手にわたっていきます。
クリスマス前なので、もしかしたらギフトになるのかもしれません。
あの作品を送られる女性がどうか身を飾るにふさわしい人でありますように。

いつか私もその方の作品を身につけて「似合うね」と言われるように、、
なります。
そんな決心をした冬至日の夜なのでした。
もう「冬至の瞬間」は過ぎたので、
これから太陽のパワーが回復していきます。
今夜は新しい始まりの夜なのです。

身の程を知れ

Posted by Coral at 20:10│Comments(0)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。