さようなら。

日本ではお盆のさなかに、

一つのSIMがひっそりと姿を消しました。

素敵な場所でした。




これは、まだそのSIMの名残りが世界地図にある状態を撮ったものです。

一度、SIMオーナーは、「もう閉鎖する」と言っていました。

利用者が慌てて寄付を募り、

何とか維持することになった場所でした。



ショップを移動した。というお知らせに驚いて、

元のSIMへTPしようとしたけれど、遅すぎました。


新しいショップには、

私のお気に入りだった風景があり、

雨が降り続いていました。


あの場所は、

SIMの中でも、オーナーのお気に入りだったのかもしれません。


とても古くから続いていた場所で、

懐かしい思い出が蘇ってきます。


あの時、雨の中で…


もう。

あの場所は消えてしまいました。

そうして、

私もそっと思い出の音を奏でる古いオルゴールの蓋を

閉めるのでした。

思いはそっと過去の流れに放ちましょう。



さようなら。